当院のセラミック治療メニュー

*まずはじめに

相談受付中

当院では、院長による相談を実施しております。セラミック治療に関するお悩みやご希望を丁寧に伺い、現在のお口の状態や噛み合わせ、歯の色・形、残っている歯質などを確認したうえで、適切な治療方法をご提案いたします。 セラミックやジルコニアを使用した被せ物・詰め物のほか、ラミネートベニアやダイレクトボンディングなど、治療範囲やご希望に応じた複数の選択肢について、それぞれの特徴、治療期間、費用、リスク・副作用を分かりやすくご説明します。 また、他院で提案された治療方法について迷われている方や、素材・仕上がり・治療方針を比較したい方を対象としたセカンドオピニオンにも対応しております。セラミック治療をご検討中の方は、まずは現在のお悩みやご希望をご相談ください。

歯並び相談・ご予約はこちら 随時予約受付中!お気軽にご相談ください!

理由7つの理由

当院では、
セラミック治療を受けられる皆様に、少しでも安心して治療を受けていただけるように、
できるだけ細かなところまで配慮し精密な治療を提供させていただいております。

2枚写真
ダイヤモンドドクター
point1

豊富な経験・知識・技術
を持った歯科医師による治療

  • セラミック・ジルコニアを用いたメタルフリー治療

    見た目だけでなく、機能性や適合性まで考えた治療

    当院では、リー治療に対応しています。歯の色や形を整えるだけでなく、噛み合わせや残っている歯質、治療部位、周囲の歯との調和まで確認し、一人ひとりのお口の状態に適した治療方法をご提案します。被せ物のクラウン、詰め物のインレー、ラミネートベニア、ダイレクトボンディングなど、それぞれの治療方法や材料の特徴、費用、治療期間、リスク・副作用について分かりやすくご説明します。
  • 精密な接着操作と再治療を抑えるための診療体制

    セラミックの性能を生かすための丁寧な処置

    セラミック治療では、材料そのものの品質だけでなく、歯を削る量や形、被せ物・詰め物の適合性、接着時の環境管理が治療結果に大きく関係します。当院では、治療部位を丁寧に確認し、必要に応じてラバーダム防湿などを用いながら、唾液や湿気の影響を抑えた精密な接着操作を行います。
    歯と修復物の境目まで確認し、できる限り歯への負担を抑えながら、長期的な安定と再治療のリスク低減を考えた治療を心がけています。
  • 資料を用いてセラミック治療について丁寧に説明する様子
    point2

    分かりやすい
    治療説明

    セラミック治療を始める前に、現在のお口の状態や治療が必要な理由、使用する材料の特徴について丁寧にご説明します。見た目だけでなく、噛み合わせや残っている歯質、治療期間、費用、リスク・副作用についてもお伝えし、ご理解いただいたうえで治療方法を選択していただけるよう努めています。

  • 口腔内スキャナーによる精密なデジタル印象採得
    point3

    光学スキャナでの
    精密な型取り

    お口の中を小型カメラで読み取り、歯や歯ぐきの状態を立体的なデジタルデータとして記録する光学スキャナーを活用しています。従来の印象材を使用する型取りに比べて患者さまの負担を抑えやすく、細かな形状を確認しながら、セラミックの詰め物や被せ物を製作するための精密なデータを取得できます。

  • ラバーダム防湿を行った状態での歯科治療
    point4

    唾液や湿気を抑える
    ラバーダム防湿

    接着操作を行う歯をゴム製のシートで周囲から隔離する、ラバーダム防湿に対応しています。治療部位への唾液や湿気の侵入を抑え、できる限り清潔で乾燥した環境を確保することは、接着材の性能を十分に発揮させるうえで重要です。治療内容や部位に応じて使用し、精密な処置につなげます。

  • セラミック修復物を歯に接着する精密な接着治療
    point5

    材料の性能を生かす
    精密な接着治療

    セラミック治療では、修復物の品質だけでなく、歯の表面処理や接着材の選択、接着時の環境管理が重要です。歯とセラミックの状態に合わせて必要な処理を行い、接着材を適切に使用します。余分な接着材や歯との境目まで丁寧に確認し、長期的な安定を考えた精密な処置を心がけています。

  • スマイルラインと口元全体のバランスを確認する審美設計
    point6

    スマイルラインなど
    バランスを考慮

    歯の色や形だけを整えるのではなく、歯の大きさや並び、歯ぐきとの境界、左右の対称性、唇の動き、笑ったときのスマイルラインなどを確認します。さらに、噛み合わせや周囲の歯との調和も考慮し、正面だけでなく横顔や口元全体から見ても自然に感じられる仕上がりを目指して治療計画を立案します。

  • 歯科技工士がセラミックの被せ物を精密に製作する様子
    point7

    経験豊富な
    歯科技工所との連携

    セラミックの詰め物や被せ物は、歯科医師の治療だけでなく、実際に修復物を製作する歯科技工士の技術も重要です。当院では、セラミック治療の製作経験を持つ歯科技工所と連携し、歯の色や透明感、形態、表面の質感などの情報を共有します。細部まで確認し、周囲の歯になじむ修復物の製作に努めています。

DOCTOR

セラミック治療を担当する院長のご紹介

セラミック治療を担当する院長

自然な美しさと
歯の健康を考えた
セラミック治療を

はじめまして。当院では、銀歯を白くしたい方や、古くなった詰め物・被せ物を見直したい方、金属を使用しないメタルフリー治療をご希望の方に、セラミックやジルコニアを用いた治療をご提案しています。見た目が気になる場合だけでなく、詰め物や被せ物の適合状態、むし歯の再発リスク、噛み合わせへの影響なども確認し、お口全体の状態を踏まえて治療方法を検討します。 セラミック治療は、単に歯を白く見せるだけの治療ではありません。歯の色や形、透明感、歯ぐきとの境界、周囲の歯との調和に加え、噛み合わせや残っている歯質、治療部位にかかる力まで確認することが重要です。審美性だけを優先するのではなく、できる限り歯への負担を抑え、自然な見た目とお口の機能の両立を目指して治療計画を立案します。

セラミック治療における精密な接着操作

歯を守る精密治療

セラミック治療の結果は、使用する材料だけで決まるものではありません。歯を削る量や形成の精度、修復物と歯の適合性、接着前の表面処理、接着材の選択、治療中の湿度管理など、一つひとつの処置が重要になります。
当院では、可能な限り健康な歯質を残すことを意識し、治療部位の状態を細かく確認しながら処置を進めます。必要に応じてラバーダム防湿などを用い、唾液や湿気の影響を抑えた環境で接着操作を行います。
セラミックと歯の境目や余分な接着材まで丁寧に確認し、再治療のリスクをできる限り抑えられるよう努めています。
セラミック治療について資料を用いて説明する様子

綿密な治療計画

お口の状態や治療する部位によって、適した材料や治療方法は異なります。当院では、被せる治療であるクラウン、詰める治療であるインレー、歯の表面に薄い材料を貼り付けるラミネートベニア、歯科用レジンを直接盛り付けるダイレクトボンディングなどに対応しています。
セラミックやジルコニアにもそれぞれ異なる特徴があるため、色調、強度、治療部位、噛み合わせ、残っている歯質などを確認しながら材料を選択します。
治療方法ごとのメリットだけでなく、注意点、治療期間、費用、リスク・副作用もご説明し、患者さまが納得したうえで治療を選択できることを大切にしています。

スマイル歯科クリニック 院長 鳥海龍徳

スマイル歯科クリニック

院長

鳥海 龍徳

学歴

  • 日本歯科大学 卒業

所属学会・資格

  • 顎咬合学学会 会員
  • 顎咬合学会 かみ合わせ認定医
  • 歯科放射線学会 会員
  • 優良X線診断医
  • 埼玉県障害者医療相談医
  • 県立はばたき特別支援学校校医

DIRECT BONDING

歯科用レジンを直接
「盛り付ける治療」

歯を大きく覆う被せ物を製作するのではなく、歯科用のコンポジットレジンを治療する歯へ直接盛り付け、色や形を整える治療方法です。歯の状態や治療範囲によっては、健康な歯質を可能な限り残しながら、欠けた部分や隙間、形態、色調を修復できます。

歯科用コンポジットレジンを歯へ直接盛り付け、形態調整と研磨を行うダイレクトボンディング治療

Direct Restoration

歯の上で色と形をつくる
ダイレクトボンディング

ダイレクトボンディングでは、歯の色に合わせた歯科用コンポジットレジンを、歯科医師が口腔内で直接盛り付けます。

天然歯は一色ではなく、歯の内部にある象牙質の色、表面を覆うエナメル質の透明感、先端部分の透過性などが重なって見えています。そのため、症例に応じて色や透明度の異なる材料を複数使用し、少しずつ重ねながら形態を整えます。

一方で、すべての症例に適しているわけではありません。欠損が大きい場合、強い噛み合わせの力が加わる場合、十分な接着面積を確保できない場合などには、セラミックの詰め物や被せ物をご提案することがあります。

01

健康な歯質を
残せる可能性がある

治療部位へ材料を直接盛り付けるため、症例によっては、被せ物を装着する場合と比べて歯を削る範囲を抑えられることがあります。ただし、むし歯や劣化した修復物は適切に除去する必要があります。

02

色や透明感を
細かく調整する

周囲の歯の色、透明感、表面の質感などを確認し、必要に応じて複数のレジンを重ねます。単純に白い材料で埋めるのではなく、天然歯との調和を考えながら色と形を整えます。

03

歯の形や小さな隙間を
直接整えられる

前歯の小さな欠け、歯と歯の間の隙間、部分的な形態の不調和、比較的小範囲のむし歯などに使用できる場合があります。適応できる範囲は、歯や噛み合わせの状態によって異なります。

04

口腔内で修復物を
完成させる

歯科技工所で修復物を製作する間接法とは異なり、歯科医師が口腔内で材料を築盛し、光で硬化させ、形態調整と研磨を行います。治療範囲によっては、比較的少ない通院回数で完了できる場合があります。

歯科用コンポジットレジンの築盛とダイレクトボンディング治療後の自然な仕上がり

Indications

盛り付ける治療を
検討できる主なケース

  • 前歯の一部分が小さく欠けている
  • 歯と歯の間に小さな隙間がある
  • 歯の大きさや形を部分的に整えたい
  • 比較的小範囲のむし歯を白い材料で修復したい
  • 古くなったレジンの色や形を見直したい
  • セラミック治療よりも歯を削る範囲を抑えたい

※実際に適応できるかどうかは、欠損の大きさ、歯質の残存量、接着面の位置、噛み合わせ、歯ぎしり・食いしばりの有無などを診査したうえで判断します。

Treatment Flow

ダイレクトボンディングの治療工程

  1. STEP 01

    診査・色調確認

    むし歯、欠損範囲、噛み合わせ、歯ぐきの状態を確認します。周囲の歯を参考に、使用するレジンの色や透明感を選択します。

  2. STEP 02

    歯の処置・防湿

    必要に応じて、むし歯や古い修復物を除去します。接着する部分へ唾液や湿気が入りにくいよう、治療環境を整えます。

  3. STEP 03

    レジンの築盛・硬化

    歯の状態に合わせてレジンを少しずつ盛り付け、光を照射して硬化させます。色や透明感の異なる材料を重ねる場合もあります。

  4. STEP 04

    形態調整・研磨

    歯の形、隣の歯との接触、噛み合わせを確認します。表面を研磨し、段差やざらつきをできる限り整えます。

治療前にご確認いただきたいこと

コンポジットレジンは、セラミックとは異なる歯科材料です。時間の経過とともに着色、摩耗、艶の低下などが生じることがあります。また、噛み合わせや使用状況によっては、欠け、破折、脱離が起こる可能性があります。

修復範囲が大きい場合や、奥歯に強い力が加わる場合には、セラミックやジルコニアによる間接修復のほうが適していることがあります。治療方法は、見た目だけでなく、歯の状態や長期的な安定性も考慮してご提案します。

CERAMIC CROWN

歯全体を覆う
「被せる治療」

歯の一部分へ材料を盛り付けるのではなく、歯の周囲を整え、セラミックやジルコニアで製作したクラウンを歯全体へ被せる治療方法です。広範囲のむし歯、大きな詰め物、歯の破折、根管治療後など、部分的な修復だけでは十分な形態や機能を回復しにくい場合に検討します。

歯科技工士がセラミッククラウンの形態と適合状態を確認している様子

Full Coverage Restoration

歯の形態と機能を再構築する
クラウン治療

クラウンは、歯冠部分の周囲を覆うように製作する被せ物です。大きく失われた歯の形を補い、隣の歯との接触関係や噛み合わせを整える目的で使用します。

セラミック治療では、単に白い被せ物を装着するのではなく、歯の色、透明感、形、大きさ、歯ぐきとの境界、周囲の歯との調和などを確認します。奥歯では、見た目だけでなく、噛む力に耐えられる形態や材料選択も重要です。

ただし、クラウンを装着するためには歯の周囲を削り、被せ物が入るためのスペースを確保する必要があります。残っている歯質や歯髄の状態を確認し、部分的な修復では対応が難しい場合に選択します。

01

大きく失われた歯の
形態を回復する

むし歯、破折、摩耗、古い修復物などによって歯質が広範囲に失われている場合、クラウンで歯全体を覆い、歯の高さや輪郭、隣接する歯との接触関係を整えます。

02

治療部位に合わせて
材料を選択する

前歯では色調や透明感、奥歯では噛む力や修復物の厚みなどが重要になります。セラミックやジルコニアなどの特徴を踏まえ、治療部位、歯質の残存量、噛み合わせに応じて材料を検討します。

03

歯との境界まで考慮した
精密な適合

クラウンと歯の境界に段差や隙間が生じると、汚れが停滞しやすくなる可能性があります。歯の形成、型取り、仮歯、歯科技工所での製作、試適まで、各工程で適合状態を確認します。

04

噛み合わせと周囲の歯との
調和を確認する

被せ物単体の形だけでなく、上下の歯が接触する位置、顎を動かしたときの当たり方、隣の歯との接触、清掃のしやすさなどを確認し、必要な調整を行います。

Material Selection

治療部位や目的に合わせた
被せ物の材料選択

セラミックとジルコニアは、いずれも金属を使用せずにクラウンを製作できる材料ですが、色調、透明感、強度、必要な厚みなどに違いがあります。

CERAMIC

セラミック

透明感や色調を表現しやすく、前歯や見た目を重視する部位で検討される材料です。使用できる部位や必要な厚みは、噛み合わせや歯の状態によって異なります。

ZIRCONIA

ジルコニア

セラミック材料の一種で、比較的高い強度を持ちます。奥歯やブリッジなどで検討されることがありますが、材料の種類や設計によって色調や透明感は異なります。

LAYERED

ジルコニアセラミック

ジルコニアのフレームやクラウン表面へ陶材を築盛し、色調や透明感を表現する方法です。適応部位や設計は、歯の状態や噛み合わせを確認して判断します。

※実際に取り扱う材料、製作方法、適応できる部位は、医院の診療体制や症例によって異なります。

歯科医師がセラミッククラウンの試適と口腔内の状態を確認している様子

Indications

被せる治療を
検討する主なケース

  • むし歯や古い修復物の範囲が大きい
  • 歯が大きく欠けたり割れたりしている
  • 歯の摩耗によって形態が大きく変化している
  • 根管治療後で歯質が少なくなっている
  • 既存の金属製クラウンを見直したい
  • 歯の色や形をクラウンで整える必要がある

※根管治療を行ったすべての歯にクラウンが必要とは限りません。歯の位置、残っている歯質、修復範囲、噛み合わせなどを確認して判断します。

Treatment Flow

セラミッククラウンの治療工程

  1. STEP 01

    診査・治療計画

    むし歯、歯周組織、歯質の残存量、歯髄や根管の状態、噛み合わせなどを確認し、クラウン治療が適しているか判断します。

  2. STEP 02

    歯の形成・土台の処置

    むし歯や古い修復物を除去し、クラウンを装着できる形へ歯を整えます。必要に応じて、歯を補強するための土台を製作します。

  3. STEP 03

    型取り・色調確認

    形成した歯、周囲の歯、噛み合わせを記録します。症例に応じて口腔内スキャナを使用し、周囲の歯に合わせて色調を確認します。

  4. STEP 04

    仮歯・歯科技工所での製作

    完成までの期間は仮歯を装着し、歯の形や噛み合わせ、歯ぐきとの関係を確認します。取得した情報をもとに歯科技工所でクラウンを製作します。

  5. STEP 05

    試適・接着・調整

    クラウンと歯の適合、色、形、隣の歯との接触、噛み合わせを確認します。問題がなければ接着し、必要な調整と研磨を行います。

IMPORTANT

被せる前に、残せる歯質を確認します

クラウン治療では、被せ物を装着するために一定量の歯質を削る必要があります。一度削った天然歯は元の状態へ戻すことができないため、部分的な詰め物やダイレクトボンディングで対応できるかも含めて検討することが重要です。

一方で、歯質が大きく失われている歯へ小さな修復を行っても、十分な形態や安定性を得られない場合があります。当院では、見た目だけで治療方法を決めず、残っている歯質、歯の神経、歯根、歯周組織、噛み合わせを確認したうえで治療方法をご提案します。

治療前にご確認いただきたいこと

クラウン治療では歯を削る必要があり、歯の状態によっては治療後に一時的なしみや痛みが生じることがあります。歯髄への影響が大きい場合には、根管治療が必要になる可能性があります。

セラミックやジルコニアは破損しない材料ではありません。強い噛み合わせ、歯ぎしり、食いしばり、外傷などによって、欠け、ひび、破折、脱離が生じることがあります。

クラウンを装着した歯でも、被せ物と歯の境界からむし歯が生じたり、歯周病が進行したりする可能性があります。治療後も毎日の清掃と定期的な検診・メンテナンスが必要です。

CERAMIC INLAY / ONLAY

歯の欠損部分を補う
「詰める治療」

むし歯や古い詰め物を除去した部分の形に合わせて、セラミックやジルコニアなどで修復物を製作し、歯へ接着する治療方法です。歯全体を覆うクラウンとは異なり、必要な部分を中心に修復するため、歯の状態によっては残っている健康な歯質を生かしながら、形態や噛み合わせを回復できます。

セラミックインレーとオンレーの形態や適合状態を確認している様子

Partial Restoration

歯全体を覆わずに
必要な部分を修復する治療

セラミックインレーやオンレーは、むし歯などによって失われた部分の形に合わせ、口腔外で製作する修復物です。歯科医院で歯の形を整えて型取りを行い、その情報をもとに歯科技工所などで修復物を製作します。

小さな範囲であれば、歯科用レジンを直接盛り付けるダイレクトボンディングを選択できる場合があります。一方、欠損範囲が広い場合や、噛む力が強く加わる部分では、口腔外で製作するインレーやオンレーを検討します。

歯質の残存量が少ない場合や、歯全体を保護する必要がある場合には、クラウンによる被せる治療が適していることもあります。修復範囲だけでなく、歯の亀裂、噛み合わせ、接着環境などを確認して治療方法を判断します。

01

残っている歯質を生かした
部分的な修復

歯全体を一律に削って覆うのではなく、むし歯や古い修復物を除去した範囲を中心に歯を整えます。症例によっては、クラウンよりも歯質を残せる可能性があります。

02

歯の形に合わせた
精密な修復物

形成した歯の形、隣の歯との接触部分、上下の噛み合わせを記録し、その情報をもとに修復物を製作します。歯との境界や適合状態を確認しながら装着します。

03

歯の色に配慮した
メタルフリー修復

歯の色に近いセラミック系材料を使用することで、金属色が目立ちにくい修復が可能です。材料によって透明感や色調、強度などが異なるため、治療部位に合わせて検討します。

04

噛み合わせを考慮した
形態設計

単に欠損部分を埋めるのではなく、上下の歯が接触する位置、顎を動かしたときの当たり方、隣の歯との接触関係などを確認し、必要な調整を行います。

Restoration Design

欠損範囲に合わせて選択する
インレーとオンレー

同じ「詰める治療」でも、残っている歯質や咬頭の状態によって、修復物が覆う範囲は異なります。

INLAY

インレー

歯の内側を中心に補う詰め物

主に奥歯の溝や歯と歯の間など、歯の内部に生じた欠損部分を補う修復物です。基本的に歯の咬頭を大きく覆わず、残っている歯の外側部分を生かして修復します。

ONLAY

オンレー

弱くなった咬頭まで部分的に覆う修復

欠損が広く、歯の山にあたる咬頭部分まで補強する必要がある場合に検討します。一つ以上の咬頭と噛む面を覆いますが、クラウンのように歯の外側全体を覆うものではありません。

SELECTION

修復範囲の判断

小さすぎず、大きすぎない設計を検討

修復範囲が小さい場合にはダイレクトボンディング、広範囲で歯全体の保護が必要な場合にはクラウンを選択することがあります。残っている歯質と力のかかり方を確認して判断します。

※インレー・オンレーの呼称や設計範囲は、修復する歯の形態や製作方法によって異なる場合があります。

セラミックインレーを口腔内で試適し適合と噛み合わせを確認している様子

Indications

詰める治療を
検討する主なケース

  • 奥歯に中程度のむし歯がある
  • 古い金属製の詰め物を見直したい
  • 既存の詰め物の下にむし歯が疑われる
  • 歯科用レジンだけでは修復範囲が大きい
  • 歯全体を覆うクラウンまでは必要ない
  • 一部の咬頭が薄くなり補強が必要である

※歯に深い亀裂がある場合、歯質の残存量が少ない場合、十分な接着環境を確保できない場合などには、他の治療方法をご提案することがあります。

Treatment Flow

セラミックインレー・オンレーの治療工程

  1. STEP 01

    診査・治療計画

    むし歯や古い修復物の範囲、歯の亀裂、歯髄の状態、噛み合わせなどを確認し、詰める治療が適しているか判断します。

  2. STEP 02

    むし歯・修復物の除去

    むし歯や劣化した詰め物を除去します。健康な歯質を可能な限り残しながら、修復物を装着できる形へ歯を整えます。

  3. STEP 03

    型取り・噛み合わせの記録

    形成した歯、隣の歯、反対側の歯列、噛み合わせを記録します。症例に応じて口腔内スキャナによるデジタル印象を行います。

  4. STEP 04

    仮封・修復物の製作

    完成までの期間は治療部位を仮の材料で保護します。取得した情報をもとに、歯科技工所などでインレーまたはオンレーを製作します。

  5. STEP 05

    試適・接着・調整

    歯との適合、隣の歯との接触、噛み合わせ、色調などを確認します。問題がなければ接着し、余分な接着材の除去と研磨を行います。

IMPORTANT

修復物だけでなく、残っている歯質も評価します

詰め物を製作できる形が残っていても、歯に深い亀裂がある場合や、咬頭が薄くなっている場合には、噛む力によって歯質が破折する可能性があります。そのため、むし歯の大きさだけでなく、残っている歯質の厚みや亀裂の状態を確認します。

必要以上に広く削ることは避ける一方で、弱くなった歯質を残しすぎることが適切とは限りません。インレー、オンレー、クラウン、ダイレクトボンディングの中から、歯の状態に応じた修復範囲を検討します。

治療前にご確認いただきたいこと

治療では、むし歯や古い修復物を除去し、修復物を装着するために歯を削ります。むし歯が深い場合には、治療後に一時的なしみや痛みが生じることがあります。歯髄への影響が大きい場合には、根管治療が必要になる可能性があります。

セラミックやジルコニアは破損しない材料ではありません。強い噛み合わせ、歯ぎしり、食いしばり、外傷などにより、修復物の欠け、ひび、破折、脱離が生じる可能性があります。

詰め物を装着した歯でも、修復物と歯の境界から再びむし歯が生じる可能性があります。治療後も、毎日の清掃と定期的な検診・メンテナンスが必要です。

LAMINATE VENEER

歯の表面に薄い材料を
「貼り付ける治療」

ラミネートベニアは、歯の表面を必要に応じて薄く整え、その形に合わせて製作したセラミック製の薄い修復物を接着する治療方法です。前歯の色、形、大きさ、歯と歯の間の小さな隙間などを整えながら、歯全体を覆うクラウンよりも歯質を残せる可能性があります。

歯科技工士がラミネートベニアの形態や色調と適合状態を確認している様子

Surface Restoration

歯の表面を生かしながら
色と形を整える治療

ラミネートベニアは、主に前歯の表側へ接着する薄いセラミック修復物です。歯の内部へ詰めるインレーや、歯全体を覆うクラウンとは異なり、歯の表面を中心に修復します。

天然歯の色調や透明感、表面の細かな凹凸、隣接する歯との形態、歯ぐきとの境界などを確認し、患者さまの口元に合わせて一歯ずつ設計します。

歯をまったく削らずに行える症例もありますが、すべての方に適用できるわけではありません。歯の突出、色調、既存の詰め物、噛み合わせなどによっては、ベニアが入るためのスペースを確保する目的で、歯の表面を薄く整える必要があります。

01

歯の表面を中心とした
部分的な修復

歯の周囲全体を削って覆うクラウンとは異なり、主に表側の歯質を対象として治療します。症例によっては、天然歯を残しながら色や形を整えられる可能性があります。

02

色調と透明感を考慮した
セラミックの製作

周囲の歯の色、透明感、明るさ、歯の先端部分の透過性などを確認します。均一な白さではなく、口元全体になじむ自然な色調を目指して製作します。

03

歯の形や小さな隙間を
整えられる場合がある

前歯の小さな欠け、歯の大きさや長さの不調和、歯と歯の間の小さな隙間などを、薄いセラミック修復物によって整えられる場合があります。

04

スマイルラインを考えた
口元全体の設計

一歯だけを白くするのではなく、左右の対称性、歯の大きさ、歯ぐきの位置、唇の動き、笑ったときに見える歯の範囲などを確認して治療計画を立てます。

Smile Design

歯だけでなく、口元全体との
調和を考えたデザイン

ラミネートベニアでは、色を白くすることだけでなく、歯の形、大きさ、位置、歯ぐきや唇との関係を総合的に確認します。

COLOR

色調・透明感

周囲の天然歯と比較しながら、白さ、明るさ、透明感、歯の先端部分の色調などを確認します。

SHAPE

形・大きさ

歯の長さ、幅、丸み、角の形、左右の対称性などを確認し、顔貌や口元に合わせて設計します。

GINGIVA

歯ぐきとの境界

ベニアと歯の境界が歯ぐきに与える影響や、清掃のしやすさも考慮しながら形態を整えます。

SMILE LINE

唇・スマイルライン

笑ったときに見える歯の範囲、上唇のライン、歯の先端と下唇との位置関係などを確認します。

Treatment Selection

歯の状態に合わせて選ぶ
3つの修復方法

前歯の色や形を整える方法には、ダイレクトボンディング、ラミネートベニア、クラウンがあります。修復範囲や残っている歯質によって適した方法は異なります。

DIRECT BONDING

盛り付ける治療

歯科用レジンを口腔内で直接盛り付けます。小さな欠けや隙間など、比較的小範囲の修復に適用できる場合があります。

LAMINATE VENEER

貼り付ける治療

薄いセラミックを歯の表面へ接着します。歯の表面を生かしながら、色や形を広い範囲で整える場合に検討します。

CERAMIC CROWN

被せる治療

歯の周囲を整え、クラウンで歯全体を覆います。歯質が大きく失われている場合などに検討します。

歯科医師が前歯へラミネートベニアを試適し色調と適合を確認している様子

Indications

貼り付ける治療を
検討する主なケース

  • 前歯の色調を改善したい
  • ホワイトニングでは改善しにくい変色がある
  • 前歯が小さく欠けている
  • 歯の形や大きさを整えたい
  • 歯と歯の間に小さな隙間がある
  • 既存の前歯のレジン修復を見直したい

※大きなむし歯、広範囲の詰め物、強い歯の突出、重度の歯列不正、歯ぎしり・食いしばり、エナメル質の不足などがある場合には、他の治療方法をご提案することがあります。

Treatment Flow

ラミネートベニアの治療工程

  1. STEP 01

    診査・カウンセリング

    むし歯、歯周組織、歯の色や形、噛み合わせ、歯ぎしりの有無などを確認します。ご希望の仕上がりについても伺います。

  2. STEP 02

    治療計画・デザイン

    口腔内写真や歯型などを使用し、歯の長さ、幅、形、色調、スマイルラインなどを確認して治療計画を立てます。

  3. STEP 03

    歯の形成・型取り

    必要に応じて歯の表面を薄く整えます。形成した歯、周囲の歯、噛み合わせを記録し、ベニア製作に必要な情報を取得します。

  4. STEP 04

    歯科技工所での製作

    歯の形、色調、透明感、表面性状などの情報をもとに、歯科技工士がラミネートベニアを製作します。

  5. STEP 05

    試適・接着・調整

    ベニアの色、形、適合、歯ぐきとの境界、噛み合わせを確認します。問題がなければ接着し、余分な接着材を除去します。

IMPORTANT

接着に適したエナメル質を
できる限り残します

ラミネートベニアは、歯の表面へ接着して固定する修復物です。安定した接着を得るためには、接着面となるエナメル質をできる限り残すことが重要です。

一方で、歯の表面をまったく削らずに厚みのあるベニアを貼り付けると、歯が過度に大きく見えたり、歯ぐきとの境界に段差が生じたりする場合があります。歯の形や位置に応じて、必要な範囲だけを慎重に整えます。

エナメル質が十分に残っていない歯、広範囲の詰め物がある歯、歯質が大きく失われた歯では、ラミネートベニア以外の方法が適していることがあります。

治療前にご確認いただきたいこと

歯の状態によっては、ベニアを装着するために歯の表面を削る必要があります。一度削った天然歯は、元の状態へ戻すことはできません。

治療後に一時的なしみや違和感が生じる場合があります。また、強い噛み合わせ、歯ぎしり、食いしばり、硬い食品、外傷などによって、欠け、ひび、破折、脱離が生じる可能性があります。

セラミック自体はホワイトニングでは白くなりません。将来、周囲の天然歯へホワイトニングを行うと、ベニアとの色調差が生じる可能性があります。

ベニアを装着した歯でも、歯との境界からむし歯が生じたり、歯周病が進行したりする可能性があります。治療後も毎日の清掃と定期的な検診・メンテナンスが必要です。


Commitment
セラミック治療の
5つのこだわり


セラミック治療では、材料の種類だけでなく、診断、設計、型取り、細部の処置、歯科技工士との連携まで、一つひとつの工程が仕上がりに関わります。当院では、自然な美しさと機能性の両立を目指し、治療の各工程を丁寧に進めています。

  • POINT 01 丁寧で分かりやすい
    治療説明

    歯科医師がシェードガイドを用いてセラミック治療を説明している様子

    治療を始める前に、現在の歯の状態や治療方法、使用する材料について分かりやすくご説明します。歯の色を確認するシェードガイドなども使用しながら、周囲の歯との調和や、ご希望の色調について確認します。治療期間、費用、リスク・副作用についてもお伝えし、ご理解いただいたうえで治療を進めます。

  • POINT 02 拡大視野を活用した
    精密な治療

    歯科医師が拡大鏡を使用してセラミック治療を行っている様子

    セラミックの詰め物や被せ物を歯に適合させるためには、歯との境界や細かな形態を確認することが重要です。拡大視野を活用し、肉眼だけでは確認しにくい部分にも注意を払いながら処置を進めます。歯の形成、修復物の適合状態、噛み合わせ、接着操作などを細かく確認し、精密な治療を目指します。

  • POINT 03 口元全体との調和を考えた
    審美設計

    セラミック治療後の自然で調和の取れた口元のイメージ

    歯の色を白くすることだけが、自然なセラミック治療ではありません。歯の大きさや形、左右の対称性、歯ぐきとの境界、周囲の歯との色調差、笑ったときのスマイルラインなどを総合的に確認します。正面から見た印象だけでなく、唇の動きや口元全体との調和も考慮し、自然に見える仕上がりを目指します。

  • POINT 04 光学スキャナーによる
    精密な型取り

    口腔内スキャナーを使用して歯の形状をデジタル記録している様子

    症例に応じて、口腔内スキャナーを使用したデジタル方式の型取りを行います。小型カメラで歯や歯ぐきの形状を読み取り、立体的なデジタルデータとして記録します。取得した情報を画面上で確認できるため、読み取りが不十分な部分をその場で確認しやすく、セラミック修復物を製作するための精密な情報共有につながります。

  • POINT 05 歯科技工士との連携による
    繊細な仕上げ

    歯科技工士がセラミックの被せ物を細かく仕上げている様子

    セラミックの詰め物や被せ物は、歯科医師の処置だけでなく、修復物を製作する歯科技工士の技術も仕上がりに関わります。歯の形、色調、透明感、表面の質感、周囲の歯との関係などの情報を共有し、細部を調整します。機械的に均一な白さにするのではなく、天然歯になじむ自然な修復物の製作を目指します。

Digital Impression

セラミック治療に活用する
口腔内スキャナ「iTero(アイテロ)」

当院では、セラミックの詰め物や被せ物を製作する際、症例に応じて口腔内スキャナ「iTero(アイテロ)」を活用しています。小型カメラで歯や歯ぐきの形状を読み取り、精密な三次元データとして記録するデジタル方式の型取りです。

Four Benefits

セラミック治療で
iTeroを活用する4つのメリット

患者さまの負担に配慮しながら、歯や歯ぐき、噛み合わせの状態をデジタルデータとして記録します。

口腔内スキャナiTeroの本体と三次元歯列データの表示画面
  • 印象材を使用しない
    負担に配慮した型取り
    iTeroでは、小型のスキャナでお口の中を連続的に撮影して歯型を記録します。スキャンによる型取りを行う症例では、従来のシリコン印象材を口に入れ、固まるまで待つ工程がありません。印象材による圧迫感や不快感が苦手な方、嘔吐反射が起こりやすい方の負担を抑えやすい方法です。
    印象材を使用せず口腔内スキャナで型取りを行っている様子
  • 歯や歯ぐきの形状を
    三次元データとして記録
    形成した歯だけでなく、隣接する歯、反対側の歯列、歯ぐき、上下の噛み合わせなどをデジタルデータとして記録します。取得した立体画像はモニター上で拡大・回転できるため、歯の形状や治療部位の状態をさまざまな方向から確認できます。
    モニターに表示された歯や歯ぐきの三次元スキャンデータ
  • 読み取ったデータを
    その場で確認できる
    スキャンしたデータは、読み取りと同時にモニターへ表示されます。データが不足している部分や、さらに確認が必要な部分がある場合には、必要な箇所を追加でスキャンできます。型取りの状態を画面上で確認しながら進められることも、デジタル印象の特徴です。
    スキャンした歯列データを患者さまと一緒に確認する歯科医師
  • デジタルデータを
    歯科技工所と共有
    対応するデジタルワークフローでは、iTeroで取得した歯型データを歯科技工所へ共有できます。歯科医師から歯科技工士へ、歯の形状や噛み合わせに加えて、色調、透明感、表面の質感などの情報を伝え、セラミック修復物の設計・製作へつなげます。
    歯列のデジタルデータを歯科技工所へ共有するイメージ

※治療部位、お口の状態、製作する修復物の種類などによっては、従来の印象材による型取りを選択する場合があります。

Ceramic Treatment Flow

iTeroを活用した
セラミック治療の流れ

診査・治療計画から、歯の形成、デジタル印象、歯科技工所での製作、装着まで、各工程を確認しながら治療を進めます。

  1. 歯科医師がシェードガイドを用いてセラミック治療の説明をしている様子

    STEP 01

    診査・カウンセリング

    お口の状態、治療が必要な歯、噛み合わせ、歯ぐきの状態などを確認します。ご希望の色や形、治療期間、費用、リスク・副作用についてもご説明します。

  2. 拡大鏡を使用して歯の形成と精密な処置を行う歯科医師

    STEP 02

    歯の形成・精密な処置

    むし歯や古い修復物を除去し、セラミックを装着するために歯の形を整えます。症例に応じて拡大視野を活用し、歯との境界や形成量を確認します。

  3. 口腔内スキャナiTeroでセラミック治療の歯型を記録している様子

    STEP 03

    iTeroによるデジタル印象

    形成した歯、周囲の歯、反対側の歯列、噛み合わせをスキャンします。取得した三次元データを確認し、必要に応じて不足部分を追加で読み取ります。

  4. 歯科技工士がデジタルデータを確認しながらセラミック修復物を製作している様子

    STEP 04

    歯科技工所で設計・製作

    デジタルデータや口腔内写真、色調などの情報をもとに、歯科技工士がセラミック修復物を設計・製作します。周囲の歯との調和も確認しながら調整します。

  5. セラミック修復物の試適と噛み合わせを確認している様子

    STEP 05

    試適・接着・噛み合わせの確認

    完成したセラミックの適合状態、色、形、隣の歯との接触、噛み合わせなどを確認します。問題がなければ接着操作を行い、必要な調整と仕上げを行います。

治療回数や治療期間は、歯の状態、治療する本数、修復物の種類、歯科技工所での製作工程などによって異なります。

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診療時間10:00-19:00 / 休診日:火曜・祝日